NY⇄東京発のダンスミュージックの架け橋を担うPACIFIC MODEが、待望の新作を引っ提げたNY拠点の"DJ Python"をフィーチャーし、約2年ぶりの来日企画をライブ公演とクラブナイトで3月に開催!
PACIFIC MODEが新たにキュレーションするライブにフォーカスした公演シリーズの第二弾は、
2017年にリリースされた「Dulce Compañia」からディープ・レゲトンというディープハウスのダイナミクスとラテンリズムを融合させた控えめながらも革新的、幻想的でセクシーな雰囲気を持ち寄った楽をプロデュースしてきたNY拠点の"DJ Python"、待望の新作(近日公開)を引っ提げたライブ公演を3/11火曜日にWWWにて開催。
セカンドLPの「Mas Amable」ではビートにより磨きがかかり、次世代のアンビエント・ハウスレコードとして、2020年のベストアルバムに選ばれ、BoomkatとResident Advisorの両方で1位にランクイン、その後DominoのアーティストEla Minusとのコラボレーションや、Kelman DuranとFlorentinoとのスーパーグループ『Sangre Nueva』、Ana Roxanneとチームアップした『Natural Wonder Beauty Concept』と素晴らしいリリースを続け、昨年には象徴的なミックスシリーズBBC Radio 1の「Essential Mix」に初登場するなどその勢いは止まることを知らない。
待望の新作を引っ提げた絶好のタイミングでの来日となる。
共演には23年末のBoiler Roomでのプレイも話題となり、24年にレーベル"halo"を立ち上げ、ミニマルをテーマにしたレジデントパーティー"loopな"始動させた既存のジャンルや枠組みを超えシームレスに活動を展開する2000年生まれのアーティスト"E.O.U"がライブセットで登場。
3組目のライブアクトとして、アンビエントミュージック / 環境音楽の世界を追求し続けているレジェンド尾島由郎 & 柴野さつき (Yoshio Ojima & Satsuki Shibano)の出演が決定!
「Visible Cloaks」とのコラボレーション、数々の名作のリイシューで知られ、Kankyō Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』(2019年、Light In The Attic)にも過去の楽曲が収録されるなど、日本のアンビエントミュージックの重要な作品に携わってきた二人の貴重なライブをお楽しみに。
3/15土曜日にはクラブナイトをENTERにて開催。
悪魔の沼からDr. NISHIMURAがPACIFIC MODE / Enterに初出演し、食品まつり aka foodman、suimin、YELLOWUHURU, Chanaz, DJ HealthyとPACIFIC MODEにも出演してきた豪華メンバーが出演する。
クラブとベッドルーム、まさに他人と共に楽しむ音楽や、一人で聴き入る音楽、その両方のバランスがPythonの鍵となっている。
どんな幸せな瞬間にも少しの悲しみが含まれていて、孤独と向き合いながら、ダンスフロアで仲間と共有する時間まで...彼の音楽は車のステレオからヘッドフォン、クラブのサウンドシステムまでシームレスに鳴り続ける。
DJ Python
ニューヨーク・クイーンズ拠点のDJ兼ミュージシャン、ブライアン・ピネイロのプロジェクトの中で最もよく知られた通称です。
彼は、NYのNowadaysでの長年のレジデンシーや、アンソニー・ネイプルス (Anthony Naples)、ジェニー・スラッタリー (Jenny Slattery)のレーベルInciensoを通じて、ブルックリン/クイーンズのシーンの柱となっています。
近年、ピネイロはディープハウスのダイナミクスとラテンリズムを融合させた革新的な音楽スタイルで、世界中のレコード店、ミックスシリーズ、クラブで活躍し注目を集めています。彼の最後のアルバム『Mas Amable』(2020年)はダウンテンポの壮大な作品で、Resident AdvisorやBoomkatからアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれ
ました。そしてその後、彼は『Club Sentimientos Vol. 2』のようなEPや、DominoのアーティストEla Minusとの好評なコラボレーション、Nick Leónとのスプリット(彼とはマイアミのレジデンシー「suero」を共同で運営)などをリリースし、さらにKelman DuranとFlorentinoとのPerreoスーパーグループ『Sangre Nueva』なども手がけています。
2023年には、アンビエント・ポップの先駆者Ana Roxanneとチームアップし、『Natural Wonder Beauty Concept』という名義で、ムーディーでIDMの影響を受けたポップソングとユニークなインストゥルメンタルを収めたアルバムをMexican Summerから発表しました。
このアルバムは、再び年間ベストアルバムリストに名を連ね、ヨーロッパ、イギリス、北米を巡るライブツアーが行われました。
2024年、PythonはBBC Radio 1の「Essential Mix」に初登場し、未発表のトラックやAir、Alex G、Nina Simone、Autechreなどのエディットを含むミックスを披露しまし
た。このミックスはResident AdvisorやMixmagから「Best Of」の評価を受け、Mixmagは「xxxx」と絶賛しました。その後、夏にはフェスティバルでのパフォーマンスが続き、2024年のグラストンベリー・フェスティバルではBlock9の壮大なIICONステージでのパフォーマンスが大きな反響を呼びました。今年は「Best of 2024」にいくつかのタグが付けられ、その中で「Angel」はPitchforkで#54にランクインしました。
E.O.U
尾島由郎 & 柴野さつき|Yoshio Ojima & Satsuki Shibano
尾島由郎 Yoshio Ojima : electronics
yoshioojima.com
一貫してアンビエントミュージック/環境音楽の世界を追求している音楽家、音楽プロデューサー。80年代より、スパイラル(ワコールアートセンター)、リビングデザインセンターOZONE(新宿パークタワー)、東京オペラシティ ガレリアなどの環境音楽を多数製作し、サウンドデザインやサウンドシステムの開発にも関わる。代表作はスパイラルのための環境音楽集『Une Collection des Chainons I & II』(1988年、Spiral。2019年、WRWTFWW Recordsよりリイシュー)、『HandsSome』(1993年、Spiral)、および近現代クラシック・ピアノ音楽のスペシャリストである柴野さつきとのコラボレーションアルバム『Caresse』(1994年、Spiral)、『Music for Element』(1994年、les disques des chainons)、『belle de nuit』(2012年les disques des chainons)。近年はポートランドに拠点を置くアメリカの電子音楽デュオVisible Cloaksとともに製作したコラボレーションアルバム『Visible Cloaks, Yoshio Ojima & Satsuki Shibano - FRKWYS Vol. 15: serenitatem』(2019年、RVNG Intl.よりリリース)、本カルテットによる欧米ツアーを敢行した。2020年グラミー賞 最優秀ヒストリカル・アルバム賞にノミネートされた、80〜90年代の日本の環境音楽にフォーカスしたコンピレーションアルバム『Kankyō Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』(2019年、Light In The Attic)に楽曲が収録されるなど、今後も過去のアルバムのリイシューやオリジナルアルバムのリリースが多数予定されている。
satsukishibano.com
エリック・サティをはじめとする近代/現代ピアノ音楽のスペシャリスト。桐朋学園音楽科卒業。東京音楽大学ピアノ科演奏家コースで井口愛子に師事。卒業後に渡仏し、サティの演奏家として著名なピアニスト、ジャン=ジョエル・バルビエに師事。帰国後は、サティの作品を演奏したアルバムを数多く発表するほか、アレクサンドル・スクリャービンの前奏曲集など多数のアルバム制作やコンサート活動を通じ、枠にとらわれない自由な演奏活動を展開している。近年は今まで前奏曲しか演奏されることのなかった未発表の大曲エリック・サティ『星たちの息子・全曲版』(2014年les disques des chainons)の日本初スタジオレコーディング盤をリリース、ポートランドに拠点を置くアメリカの電子音楽デュオVisible Cloaksとともに製作したコラボレーションアルバム『Visible Cloaks, Yoshio Ojima & Satsuki Shibano - FRKWYS Vol. 15: serenitatem』(2019年、RVNG Intl.よりリリース)、本カルテットによる欧米ツアーを敢行した。また作曲家 芦川聡が立ち上げた環境音楽シリーズ"Wave Notation"の第3作目として'84年にリリースされた『Erik Satie 1984- Wave Notation 3』(1984年、SOUND PROCESS DESIGN。2023年、WRWTFWW Recordsよりリイシュー)を始めとする過去のアルバムのリイシューやオリジナルアルバムのリリースが多数予定されている。