電子音楽を学んだテイラー・スカイと、ブラック・カントリー、ニュー・ロードのヴァイオリニスト、ジョージ
ア・エラリーから成るロンドンを拠点とする新生オルタナティブ・ポップ・デュオ、ジョックストラップ初来日
公演決定!!
ジョックストラップは、ブラック・カントリー・ニュー・ロードのメンバーでもあるジョージア・エラリーとテイラー・スカイで構成される。名門ギルドホール音楽演劇学校で出会ったという 2人は、それぞれジャズと電子作曲を学ぶ中で 2017 年にジョックストラップを結成。クラシック音楽を聴いて育ち、音楽学校でジャズに目覚めたというジョージアとテイラーは、共に〈PC Music〉やミカチューことミカ・リーヴァイ、それぞれジェイムス・ブレ
イクやポール・サイモンに影響を受けている。現在ジョージアが作曲、作詞、歌唱を担当し、テイラーがプロデュースするという分担だが、その役割の境界はあいまいになりつつあるという。既存のスタイルを解体し、それを巧妙に組み直して全く新たなジャンルを生み出すような時間的そして空間的に激しく混乱した形のポップ・ミュージックを作り出すのが彼らの独特の手法で、ジョージアはロック以前のラウンジ・ミュージックの歌を歌い、テイラーはそれとポスト・ダブステップをミックスさせるなど以前から話題を呼んでいた。デュオはアルバムに先駆けて、シングル「50/50」と「ConcreteOver Water」をリリース。ジェイミー・エックス・エックスやイギー・ポップ、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーなどから高く評価されているほか、「50/50」はシャネルの 2020/21 年秋冬オートクチュール・コレクションのキャンペーン・ビデオのサウンドトラックとして使用されたり、ステラ・マッカートニーの 2022 年冬のパリ・ファッションウィーク・ショーのサウンドトラックに使用されるなど音楽の領域を超えて注目を集めている。