
Matthew Herbert
マシュー・ハーバートのダンス・ミュージックへの貢献は計り知れない。Doctor Rockit、Wishmountain、Radio Boy、Herbertのいずれの別名でも、彼はエレクトロニック・ミュージックのプロダクションとパフォーマンスへのアプローチにおいて、一貫してルールブックを塗り替えてきた。1998年のディープ・ハウス・ロング・プレイヤー「『Around The House』」は、家庭内の物を音世界として使用し、ジャズを基調としたハウス・ミュージックのベンチマークとなったが、ハーバートが時代の流れを掌握し、決定的な作品「Bodily Functions」を制作したのは2001年のことだった。クインシー・ジョーンズ、エンニオ・モリコーネ、セルジュ・ゲンスブール、ビョーク、デペッシュ・モード、モロコなど、象徴的で多様なアーティストのためのハーバートの有名なリミックス(300以上)は、30年にわたる45枚以上のアルバムや数え切れないほどのシングルのトラックとともに、彼のDJセットの定番となっている。

YELLOWUHURU[FLATTOP]
PARTY / LABEL "FLATTOP" 主宰
"相反する要素と共通感覚"をテーマに日々実験。
幾多ものジャンルを往来し複数のチャンネルを巧みに扱い、奇妙に混ざり合うサウ
ンドが織りなす変幻自在で予期不能な音の旅に連れて行く。


