荒野を再び開拓する|TOKIO SHAMANスピンオフ〈TOKIMAXIM〉開催。
釈迦坊主による自主企画〈TOKIO SHAMAN〉が、新たな試みとして渋谷WWW/WWW Xの2会場を舞台にツーマン・ショーケース〈TOKIMAXIM〉を新年1月8日(水)に急遽開催する。
WWWフロアには日本のラウドロック・シーンを牽引するバンド・Paleduskとコレクティヴ・夜猫族の中核を担うラッパー・Tade Dust、WWW Xフロアには〈TOKIO SHAMAN〉を主催するラッパー・釈迦坊主と謎めいた活動ぶりでバンドシーンとクラブシーンを暗躍するバンド・bedがそれぞれ出演。
ラインナップからも読み取れるように、アンダーグラウンドで大きな存在感を発揮するラッパーとバンドを対極的に配置し、両者の持つエネルギーを新たな切り口から引き出し化学反応を起こすチャレンジとなる。
フライヤーのモチーフとなっているのは、荒野に屹立するバベルの塔のような建造物、異形の生物といったもの。パンデミック以降急速に発展した日本のさまざまな音楽シーンは、災禍を通り過ぎた今ある種の停滞期に突入しつつある......という厳しい目線を向けるリスナー/アーティストも少なくない今、そうした現状を荒野と見立てているかのような挑戦的なビジュアル・イメージとして仕上げられている。
未だかつてない挑戦となった本会は、予定調和のない未知の刺激を与えてくれるはず。その刺激こそ、2025年以降のまだ見ぬ未来、パンデミック以降のポストモダン的時代の姿を掴むヒントとなるだろう。
〈TOKIO SHAMAN〉
釈迦坊主により恵比寿BATICAにて2018年4月よりスタートした企画。2023年現在の日本におけるヒップホップシーンの発展に大きく寄与したイベントシリーズであり、シーンに軸足を置きつつもその垣根を軽々と乗り越えるようなミクスチャー感覚あふれるアクトの取り合わせが多大な支持を集めた。各回がデイタイムでの開催という点も特徴的で、ナイトタイムの外側における新たなムーブメントの形成に数多くのユースを巻き込んできた側面も持つ。その規模はCIRCUS大阪、LIQUID ROOMと全国規模まで拡大し、Tohjiや(sic)boy、4s4ki、Gokou Kuyt、lilbesh ramkoなどシーンの最前線で活躍するアーティストの飛躍の場となっただけでなく、多くの若手や才能異能が集結するイベントとしても大きな注目を集めてきた。
BASE TEXT:松島広人
FLYER DESIGN:Ryu Nishiyama
EVENT INFORMATION
タイトル:TOKIMAXIM
日 程:2025年1月8日(水)
時 間:OPEN|START 19:00
会 場:WWW|WWW X|
前 売:¥4,000(税込|オールスタンディング|ドリンク代別)
チケット:
▼e+
https://eplus.jp/tokimaxim0108/
▼ローチケ 【Lコード:70005】
https://eplus.jp/tokimaxim0108/
※未成年入場OK。
LINE UP:
WWW X
WWW
問 合:
WWW 03-5458-7685
WWW X 03-5458-7688
MAIL:info@tokioshaman.com
TOKIO SHAMAN X:https://twitter.com/TokioShaman
TOKIO SHAMAN IG:https://www.instagram.com/tokioshamanrecords/
公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/018635.php
ARTIST INFORMATION
釈迦坊主
和歌山県御坊市出身。
ラッパーそしてトラックメイカー兼ミキシングエンジニア。
比類なき音像と世界観。
永らくインターネットを中心に楽曲を発表し、2018 年の Single "HIMIKO feat OKBOY & Dogwoods"を皮切りに、完全自主制作でリリースされた 1st アルバム『HEISEI』が iTunes でも ダウンロード 1 位を記録。続く EP「NAGOMI」のリリースを持って人気は決定的になり、その カリスマ性と共に楽曲のオリジナリティのみならず、発信される感性が話題を呼び、様々なメデ ィアから特集されてきた。
他にも EBISU BATICA から始まり、瞬く間に CIRCUS 東京&大阪、渋谷 WWW、恵比寿 LIQUIDROOM など全国各所で超満員を迎えて開催された主催イベント <TOKIO SHAMAN>での、ジャンルレス/ボーダーレスな感性/概念は、ユースカルチャーを筆頭に各方面から熱狂的な 人気を呼び続けてきた。 その多彩なサウンドスケープが織りなす音楽的体験はまさに百聞は一見に如かず。
Instagram:https://www.instagram.com/shakaboo2/
YouTube:https://youtube.com/@92RONGE
Paledusk
2021年1⽉にEU/UKの「Avocado Bookings」、2023年4⽉にはアメリカのレーベル「SharpTone Records」との契約を交わし、数々の海外フェス/ライブにも出演を果たすなど、躍進を続ける。Vo.KAITO/Gt.DAIDAI/Gt.TSUBASA/Dr.BOBからなる福岡発の4人組バンド Paledusk。
ジェットコースターのように目まぐるしく展開する衝撃的なサウンドが話題を呼び、メタルやロックリスナーはもちろん、その独⾃のスタンスと存在感はハードコアやヒップホップなどジャンルを超えたカルチャーからも絶大な支持を獲得し、バンドサウンドを新たなフェイズへと進化させている。
さらにGt.DAIDAIの楽曲クリエイティブは国内外から注目されており、BRING ME THE HORIZONのニュー・アルバム『POST HUMAN: NeX Gen』ではプロデューサーとして参加し、iTunesロック・アルバム・チャートで1位、iTunes総合アルバム・チャートでも最高3位を記録するなど、早速大きな話題を呼んでいる。Lil Uzi Vert「The End ft. BABYMETAL」では作曲/編曲を手掛けるなど数々の世界的アーティストとのコラボレーションを実現し、名実ともに評価を集めている。
メンバー:Vo.KAITO / Gt.DAIDAI / Gt.TSUBASA / Dr.BOB
Instagram:https://www.instagram.com/paledusk_jpn
YouTube:https://www.youtube.com/@paledusk1797
bed
2022年に東京で結成。
フューチャリスティックな存在感、ミニマルかつトランシーなサウンドスケープ、攻撃的でソリッドなエネルギーに満ちた強烈なライブパフォーマンスが話題の今最も注目すべき日本のロックバンド。
アンチコマーシャルなスタンスを貫きながらも、継続して主催するポストジャンルパーティ「bedroom」やフリーレイブ「渦」、シーンの先端を走る数多の英米アクトとの共演などを通じ、東京のナイトシーンを中心に熱狂的なファンベースを拡大している。
また、すでに英誌『So Young Magazine』や米誌『Marvin』などの海外メディアからも注目を集め、2025年には英米での活動も見据えている。
過去のレイヤーを纏い、未来を求め続けること――それこそがbedの音楽、ひいては存在そのものを形容する言葉である。
彼らの放つ衝撃を、ぜひ体感してほしい。
Instagram:https://www.instagram.com/bedsleepwell/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCC4er_ZW-vWRrzm0mpESxKQ
Tade Dust
2002年生まれ、千葉県四街道市出身のラッパー。2019年に活動を開始。Bonberoと共作した楽曲をSoundCloudへ投稿し始めたことから注目を集め、同年には、東京を拠点にするヒップホップ・コレクティブ「夜猫族」に参加。2020年、EP『Smartweed』でソロ・デビューを果たす。以降、毎年コンスタントに作品を発表しながら頭角を現す。
2021年12月には、Red Bull主催のサイファー企画『Red Bull RASEN』に出演。YouTubeで動画公開直後より、SNSで話題が拡散。多くの人が、ラッパーとしてその存在を知ることとなった。2023年には、AbemaTVの次世代ラッパー・オーディション番組『ラップスタア誕生』に出演。ベスト8まで勝ち進み、いかんなく発揮されたパフォーマンスで、日本のヒップホップ・シーンに強いインパクトを与えた。
2022年にリリースした「Life Goes On feat. Bonbero」は、Apple Musicの「J-ヒップホップ ヒッツ:2022年」「J-ヒップホップ:リワインド」、Spotifyの「+81 Connect: J-Hip Hopの「今」と「その先」」プレイリストに選出されるなど、シーンを代表するラップミュージックを作り上げ、多くのリスナーを魅了した。さらには、Bonbero、LANA、Yvng Patra、ShowyVICTORなど日本の次世代ラッパーから、韓国出身の注目ラッパーであるBLASÉ、ドイツ人ラッパーのFGUN $HAKIまで、刺激的なコラボレーションで、活動の幅を切り開いている。
聴くものを虜にする卓越したラップスキル、感性豊かなリリック、そしてUK RapやDrillなどグローバルトレンドを踏襲した最先端なサウンドを大胆に融合させる楽曲を武器に、世界を視野に入れたアーティストとして成長し続けている。
Instagram:https://www.instagram.com/tadedust/