おかげさまで11回目!
世界のワールドミュージック&カルチャーのキョーレツなバイブレーションを一挙に浴びまくる二日間。
from the world→nanto city, toyama→tokyo
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JUPITER & OKWESS(R.D. Congo)ジュピター&オクウェス(コンゴ民主共和国)
コンゴ民主共和国の首都キンシャサ、ひいては中央アフリカの音楽をけん引し続けるジュピター&オクウェス。伝統芸能に精通していた祖父母の大きな影響を受ける一方で、幼い頃より海外で暮らす機会が多かったジュピターは、少年時代のベルリンでロックやファンクと出会い、独自の音楽観を培っていく。その後コンゴに戻りジュピター&オクウェスを結成し、彼ならではのゲットー・ミュージックを作りあげていった。2006年にリリースされたドキュメンタリー映画「Jupiter's Dance」はBlurのDamon Albarnをはじめ、音楽界で大きな衝撃と話題となった。2013年に代表作『ホテル・ユニヴァース』をリリース。その翌年にはスキヤキ2014で初来日し、日本でも大きく注目を集めるようになり、その後2017年に『キン・ソニック』、2021年に世界各地のアーティストとコラボレーションした『ナ・コゾンガ』を発表。
コンゴの伝統音楽を基盤にしつつも、その固定観念に囚われない独自のアフロ・ロック・スタイルを構築し、本場のソウル〜ファンクを彷彿させるリズミカルで力強いヴォーカル・スタイルで、世界中の"故郷"を旅しながら、さらなる高みを目指す彼らのサウンドをお見逃しなく。2023年4月から新たな世界ツアーが米国Coachellaから始まり、各地のビッグフェスティバルを巡り、日本のスキヤキでファイナルを迎える。
TOOTARD(The Golan Heights))トゥートアルド(ゴラン高原)
トゥートアルドはイスラエルとシリアの国境に位置するゴラン高原出身。その地に住むムスリムたちは国籍を持たないまま小さな村落で暮らしている。そうした村落のひとつ、マジダル・シャムスを拠点とするトゥートアルドはレゲエ・バンドとしてローカル・シーンでの活動を開始し、現地では瞬く間に大きな人気を獲得。2017年リリースの『レセ・パセ~国籍なき者たちの通行許可証』では、サハラ砂漠の遊牧民トゥアレグの〈砂漠のブルース〉を大胆に取り入れたミクスチュア・サウンドを披露。レゲエにロック、アラブ音楽やジャズも取り込んだ強靭なバンド・サウンドにのせ、一度も足を入れたことのない祖国への思いをアラビア語で歌い、日本のワールド・ミュージック・ファンの心を鷲掴みにした。そして2020年には『移民の鳥』を発表し、トリオからデュオ・グループへと生まれ変わった新生トゥートアルドを披露。エレクトロなサウンドが加味されて、さらに進化を遂げた。
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドへの出演は2018年ぶり2度目。80年代アラブディスコポップで会場はダンス必至!!