リスボン・ゲットーから世界へと切り込む現代アフロ・ダンス・ミュージックの先鋭〈Príncipe〉のボス DJ Marfox を迎え、Local Worldが再始動。ローカルからはspeedy lee genesis,、Mars89 (南蛮渡来)、Mitokon (TYO GQOM)が出演。局地から生まれるアグレッシブかつエキセントリックなアフロ・レイヴの真髄を!
「この街、そしてその郊外、プロジェクト(低所得者用公営団地)、スラム街から発信される100%リアルなコンテンポラリー・ダンス・ミュージックをリリースする」
リスボンのゲットー・サウンド 特集@RA
https://jp.residentadvisor.net/features/2070
多様化が加速する社会を背景に、WWWにて繰り広げられる新しいローカルとワールドのインタラクティブなパーティLocal Worldが第12回目を迎え、2019年最初の開催が決定。ゲストにはリスボンの都市から隔離された移民のゲットー・コミュニティで1980年代のアンゴラに起源を持つクドゥーロを起点にアフリカ各都市の土着のサウンドと交じり合いながら独自のグルーヴを形成、Nervosoをゴット・ファーザーとし、DJ Nigga Fox、Nídia、DJ Lilocox、Niagara等の若手を次々と排出、〈WARP〉からのコンピレーションのリリースでも注目され、アフロ・ポルトギースによるコンテンポラリーなダンス・ミュージックとして世界へ切り込む草分け的レーベル〈Príncipe〉よりシーンの立役者でもあるDJ Marfoxが登場。ローカルからは文脈というDJのアートフォームを通じフレッシュな様式美を捉える speedy lee genesis、ブリストルの〈Bokeh Versions〉からのEP「End Of The Death」の高評価を皮切りに、中国デビューやパリコレのデビューなど躍進を続ける Mars89 、南アフリカを訪れその新しいサウンドとカルチャーを発信、KΣITOとの新パーティ〔TYO GQOM〕でも活躍する Mitokon が出演。近年のベース・ミュージックとの融合からカリブを経由しヒップホップやハウスへも浸透、グローバルな展開を見せ、勢い余る新世代アフロの圧倒的なエナジーとグルーヴを体感してほしい。
Local 1 World EQUIKNOXX
Local 2 World Chino Amobi
Local 3 World RP Boo
Local 4 World Elysia Crampton
Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox
Local 6 World Klein
Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H.
Local 8 World Pan Daijing
Local 9 World TRAXMAN
Local X World ERRORSMITH & Total Freedom
Local DX World Howie Lee & Nídia
Local X1 World DJ Marfox
DJ Marfox [Príncipe / Lisbon]
ポルトガルの首都、リスボンを拠点に活動するDJ Marfoxは、近年かの地で盛り上がりを見せているアフロ・ポルトギース・ダンス・ミュージック・シーンの中心人物。元々はDJs Do Ghettoというクルーで活動、その後Pedro GomesやNelson Gomesと出会い、彼らと共にレーベル〈Príncipe〉を始動。自身やDJ Nigga Fox、Nidiaなどの所属アーティストによる、クドゥーロ、バティーダ、キゾンバといったアフリカ諸国の音楽をルーツに持つ作品を発表する。これまでに〈Lit City Trax〉、〈Warp〉からもリリースされ、TUnE-yArDsやPanda Bearなどのリミックス手がけ、2017年のEP「Chapa Quente」(Príncipe)はFACT Magazine、Mixmagの「Album Of The Month」として賞賛される。ここ数年はヨーロッパとUKで幅広くツアーをしながら、アメリカ、モスクワ、ブラジルを訪問し、日本、韓国、中国といった東アジア・ツアーも行っている。
https://soundcloud.com/dj-marfox
speedy lee genesis [Neoplasia]
SPEEDY LEE GENESISはフレッシュな様式美を捉えるDJです。メインパーティーはNEOPLASIA(東京)です。
https://soundcloud.com/slgene/ethmix
Mars89 [南蛮渡来]
Mars89は現在東京を拠点に活動しているDJ/Composerである。 2016年にEP"East End Chaos"をリリース。 そして、それを足がかりに2017年に"Lucid Dream EP"をBristolを拠点とするレーベル"Bokeh Versions"からダブプレートとカセットテープというフォーマットでリリース。2018年にはアジアツアーや大型フェスへの出演を経て、Bokeh Versionsから12インチ"End Of The Death"をリリース。主要メディアで高く評価され、あらゆるラジオで繰り返しプレイされた。Growing Pains 2018S/SやUNDERCOVER 2019A/WのShowの楽曲を担当。 BristolのNoods Radioではレジデントをつとめている。
mitokon [TYO GQOM]
2008年に初めて南部アフリカの地を踏みしめて以来どっぷりとアフリカにのめり込み、南アフリカを中心に毎年アフリカへ通うようになる。その間にアフリカの若者たちが作る洗練された音楽に出会い、その面白さに感動。アフリカで次々と生まれる新しい音楽やカルチャー、希望を日々追いかけ、まだ日本ではあまり知られていない現行アフリカ音楽の情報をSNSや音楽誌、ウェブコラムへの寄稿等で発信し続けている。2017年にDJ活動を開始。Gqomやクワイトなど南アフリカのダンス・ミュージックを中心にプレイし、アフリカの強烈なグルーヴに人々を巻き込み、踊らせている。