DYGL × Only Real、日英次世代ブライテスト・ホープの共演が遂に実現!
日本とアメリカを行き来しながら活動し、年末には初となる7inch『Waste of Time』をリリースする4人組ロックバンド、DYGL。そして、既にイギリスではBeck、Jamie T、King Kruleに続く才能として大きな注目を集めているNiall Galvinのソロ・プロジェクトOnly Real。この2組による2マンライヴが、2017年2月18日に渋谷WWWXにて開催することが決定!なお、Only Realはこれが初来日となる。
DYGLは2012年結成。2016年5月にデビューEP『Don't Know Where It Is』をCD、カセット、12inchのフォーマットでそれぞれリリース、年末には7inchシングル『Waste of Time』のリリースも控えており、現在はアルバムを鋭意制作中である。
Only Realは東ロンドン出身の現在25歳、彼が2013年にリリースした「Backseat Kissers」、「Cadillac Girl」といった楽曲がたちどころにバズを生み、2014年には待望の1stアルバム『Jerk At The End Of The Line』をVirgin EMIよりリリース。ローファイで人懐っこいサーフ・ロックの音楽性とヒップホップのエッセンスを掛け合わせてサイケ感をプラスしたような独特のポップ・センスで人気を集めている。
2015年8月に刊行された「nero vol.06 uk issue」において、DYGLのNobuki AkiyamaとOnly Realによるフォト・セッションと対談が企画され、同誌には両バンドによるスプリットのフレキシが付録として封入された。今回の2マンライヴは、かねてより親交のあった2組による共演が実現したという事になる。
DYGL
DYGL(デイグロー)は2012年結成、Nobuki Akiyama(Vo,Gt)、Yosuke Shimonaka(Gt.)、Yotaro Kachi(Ba.)、Kohei Kamoto(Dr.)の4人組バンド。メンバーが3人重複するYkiki Beatと並行して都内を中心に活動し、2015年に『EP #1』をカセット、ネット・フォーマットでリリースを行い、同年秋に渡米。アメリカ滞在中、LAの注目レーベル<Lollipop Records>のスタジオでレコーディングを行い、荒々しくもエネルギッシュなロック・サウンドが詰まった初の全国流通盤EP『Don't Know Where It Is』を2016年5月にリリース。同年夏、全国ツアーを成功させたバンドは、早くも2曲の新録音源を完成させ、2016年12月7inchレコード『Waste of Time』をリリースする。
Only Real (from UK)
Only Realは才能に溢れつつも控えめなロンドン出身の25歳。ラッパー、シンガーとして順調なキャリアを歩んできた彼は同時に同世代と比較しても社会への意識が高く、公共の場で涙を流すことも全く厭わない。彼の毛は赤みがかったブロンドなのだが、歴史的にポップミュージックにはイチゴのような赤色ブロンドに並外れたアーティスト(キング・クルールやジェイミー・T)が多い傾向にある。それでも、Only Realの浮遊感のあるポップには特別何かを感じずにはいられない。即興的かつキャッチーなギターに、曖昧で、イギリスの詩人キーツを思わせるロマンチックなリリックをサンドした楽曲。それはまるで琥珀に閉じ込められてしまった蚊のように、あなたのSpotifyのリストに永遠に居座ることになるはずだ。