UKとテクノのネクスト・フューチャー・サイエンス。エレクトロを経由したハイテックなミニマル・ベースで人気急上昇のMinor Science (Whities)がBeatrice Dillonに続く新興パーティ『pulse fiction』に初来日で登場。
テクノ/ハウスからレフトフィールド/オブスキュアなエレクトロニック・ミュージックまでをリリースし、現行のクラブ・シーンにおいて登竜門として名高いロンドンの〈The Trilogy Tapes〉からデビュー、先日の来日も記憶に新しいTasker主宰、 〈Young Turks〉の新興サブ・レーベル〈Whities〉から3枚のEPをリリースし、エレクトロを経由したUKハイブリッドかつハイテックなミニマル・ベースで人気急上昇のMinoce Scienceが、ロンドンの精鋭Beatrice Dillonでローンチした次世代ミニマル・パーティ『pulse fiction』の第2回に初来日で登場。国内からはハウス/テクノを軸にレフトフィールドなダンス・ミュージックの境界彷徨うベテラン1-DRINK、ライター、レーベル主宰、そしてプロデューサーとしてもデビューを果たしたJR Chaparro、'Ventti Slim Pack (Version)' と題されるコンセプト・セットで本パーティのオープニングを務める新鋭E.L.M.S.がDJで出演。リヴァイヴァルによって拡張される現行の90年代クラブ・ミュージックのカウンター、あるいは続編として00年代のサウンド"ミニマル"の次世代的な拡張を試みる『pulse fiction』に期待をして欲しい。
Minor Science [Whities | from Berlin / UK]
4年間のキャリアの中で〈The Trilogy Tapes〉のレフトフィールドなロウ・ハウスのデビューから〈Whities〉のハイテックなテクノ・サウンドへと移行したUK出身、ベルリン在中のMinor Science。ロンドンを拠点に独自のヴィジョンを打ち出す両レーベルからのリリースにより人気が急上昇、UKサウンドシステム・カルチャーを根底にアップデートされるブリストルのUKテクノとも共振するグルーヴにフューチャリスティックなエレクトロ、陶酔的なミニマル・ミュージック、そして自身がオーディエンスとしてクラブに通っていた00年代に影響受けた初期のダブステップやダーク・ガラージなどから織りなされるUKハイブリッドなサウンドはユニークな存在として欧州を中心に注目を集めている。2017年にリリースした'Volumes'はFACT、Mixmag、Crack Magazine、XLR8R、Resident Advisorの年間ベストに挙げられ、またアンビエントのミックステープ『Absent Friends Vol II』もPitchforkの年間ベストに選出、最近ではSpecial Requestのリミックスを手がけるなど、今後の活躍が期待されるプロデューサーである。
https://soundcloud.com/minor-scienc
1-DRINK
ハウス、テクノ、を軸に様々なレフトフィールド・ダンス・ミュージックの境界を彷徨いながら現在にいたる。ときどき街の片隅をにぎわせている。
https://soundcloud.com/1-drink
JR Chaparro
東京在住、多くのジャンルにわたるセレクター。今年2018年7月ロンドン拠点、BrassfootとJMS Khosahが主催するNCAからテープがデビュー。
https://www.youtube.com/watch?v=8nIpfl1bJFM
https://soundcloud.com/jmskhosah/nca-sur-j-m-s-khosah-jr-chaparro
E.L.M.S.
シドニー発ファッション/レコード・レーベル〈PELVIS〉から発表されたミックス・シリーズの第一弾を製作したBeanie'sの片割れE.L.M.S.。If-Onlyやカルトパーティー集団Bizarroにも出没。また今後、某レーベルから自身初のカセットテープをリリース予定。この度は'Ventti Slim Pack (Version)' と題されるコンセプト・セットでオープニングを迎える。
https://soundcloud.com/user-624121545