シンガーソングライター・北村蕗(きたむら・ふき)が、2025年6月7日(土)に東京・渋谷WWWにて、3度目となるワンマンライブ『vivid:W̃M̃(ヴィヴィッド・ウェーブ)』を開催。
2024年6月にリリースした1st EP『500mm』では、"ダンスミュージック"という新たな軸を打ち出し、R&B、フォーク、ジャズ、ハウス、テクノ、アンビエントといったジャンルを自在に横断。繊細かつ柔軟なアプローチで、独自の音楽世界を築いてきた。
2025年1月には自身最大キャパとなるワンマン『vivid:AM』を開催しソールドアウト。
今回の公演は、その続編的な位置づけとなるライブだ。
現在、北村は初のフルアルバムを制作中。
音楽制作の中で日々向き合っているのは、目に見えない"音"を、波形として捉えるという感覚。
タイトル『vivid:W̃M̃』には、"音の波形"という概念が込められている。
WとMの文字にチルダ(~)を重ね、音が波として現れる瞬間を視覚的に表現。
ひとつの音を"視覚的"に判断するには、二次元の波形を見ている~~W̃M̃という形はその象徴であり、波形と波形が重なり合うことで「届かなかった周波数にも届く」という、音の本質的な力を示している。
前作『500mm』〜前回の『vivid:AM』では"立体的な音像"をイメージしていたが、今回は線で描かれた波が結果としてまた新たな立体感を生み出しているという。
「音が立ち上がる瞬間、波が起こる瞬間、ひとつひとつの振動に目を向けながら、小さな波でも起こし、生み出し続けたい*それを立体的に体感できるライブ会場で共有したい。」ーー 北村蕗
北村蕗の意志がこのタイトルには込められている。
2023年・2024年には2年連続でFUJI ROCK FESTIVALに出演。
2025年3月にはSXSW公式ショーケース『INSPIRED BY TOKYO』にて海外初ライブを果たし、冨田ラボの新体制メンバーとしての活動開始、Spincoasterが選ぶ『SPOTLIGHT 2025』への選出など、国内外から注目を集める中で開催される今回のワンマンライブ。
"今"まさに生成されつつある北村蕗の音楽表現、その"現在地"を体感できる貴重な一夜となる。
本日、4月10日・20時よりイープラスにて先行販売がスタート。