NTsKi セカンド・アルバム『Calla』リリースパーティ東京公演!新作グッズも販売。
「Leila」のミュージックビデオにバンドメンバー役としても出演しているJinya Ichikawa (D.A.N.)、Kento Suzuki (never young beach)、Lapistarに、Ryoken Miyazaki (the hatch)が加わった、NTsKi初のフルバンドセットでのライヴとなる。ライブにbutasakuとHandtoothからHinako Omori、DJにDJ DreamboyとJinya (D.A.N.)が出演。
本作は1stアルバム収録の「Lan Se」をNTsKiとともに手がけたイギリス出身で現在はドイツを拠点に活動するプロデューサー、ダン・シャットのオリジナルデモを元に制作された作品で、昨年12月にリリースされたシングル「If」を含む全14曲を収録。NTsKiがこれまでに影響を受けてきた音楽と向き合い、音楽的バックボーンにロックやフォークなどバンドサウンドの音楽があること、その中にもシンセの温かさを感じられる音を好んで聴いてきたことなどを改めて振り返ったことが反映された作品になっている。また、これまでになく日本語詞が多く使用されていることも印象的で、昨年最愛の母を亡くしたNTsKiが幼少期から現在に至るまでの幸せな思い出を辿る中で、母への思いや思い出、愛について紡いだ言葉を歌った曲たちが収録されている。
ミックスは前作同様にThe Anticipation Illicit Tsuboiが担当した。アートワークはShusaku Yoshikawaが撮影した写真を元としており、エレン・トーマスが描いた絵画が使用されている。ダウンロードカードと歌詞カードが付属するアルバムのアナログ盤は、CO2排出量ゼロ、100%循環リサイクルできる画期的な新素材・BioVinylを使用した日本で最初のレコードとなる。
先行配信された「Leila」は、ファンクなバンドサウンドにNTsKiのメロウな歌声とラップが乗った楽曲。NTsKi自ら監督を務め、写真家・映像監督として活動する中野道が撮影を担当したMVは「アーティストやクリエイターが作っているリアル(作品)は作り物であり、しかしその虚像の世界は積み重なって、いつかはリアル、すなわち現実や日常になっていく」ということをテーマにした映像作品となっている。バンドメンバー役として、市川仁也(D.A.N.)、Kento Suzuki(never young beach)、Lapistar、Yosuke Shimonaka(DYGL)が出演。ワンカットで撮影されたカメラワークにも注目。
アーティスト名:NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)
タイトル:Calla(カーラ)
レーベル:EM Records
発売日:2023年11月10日(金)
配信:https://linkco.re/Xqa9V99c
1. Milk White Steed
2. If (Calla Version)
3. Message I
4. Michi
5. Hanauranai
6. Calla Lily
7. Field of Flowers
8. Atlantic Ocean
9. Message II
10. Aloha
11. 2023
12. Leila
13. Clover
14. Sayonara
NTsKi
京都出身のアーティスト、ミュージシャン。優しくもどこか不気味さの漂うボーカルと多様な音楽性が混在するトラックを制作する。アートワークやMVにおけるスタイリング、ディレクション、編集までを自ら担当。2021年には〈美術手帖〉が選ぶ2020年代を切り開くニューカマー・アーティストに選出。国内外の著名アーティストからの注目度も高く、Giant Claw、食品まつり a.k.a foodman、田我流やKMなどの作品へも参加。その他に、〈Dirty Hit〉の新人シンガーWalliceへの作詞協力、落合陽一氏が統括ディレクターを務めSXSW2019に出展した経済産業省主催日本館や、ヴァーチャル・シンガーte'resa、ファッション・ブランドへの楽曲提供などがある。2021年8月6日、ファースト・アルバム『Orca』を米オハイオのレーベル〈Orange Milk〉/〈EM Records〉よりリリースし、BandcampのAlbum Of The Dayに選出されたほか、Apple Music Japanのエレクトロニック・アルバム・チャートにて3位を記録、Apple Vinegar Awardにて特別賞を受賞するなど好評を得た。SXSW2023に出演し、開催地の米テキサスのほか、ニューヨークでも自身初のライヴを実施した。2022年12月9日、新曲『If』を配信リリース。2023年11月10日、セカンド・アルバム『Calla』を〈EM Records〉からリリースする。
NTsKi Website | Spotify | Apple Music | YouTube | Soundcloud | Instagram | Twitter | Facebook
Butasaku
シンガー・ソングライターのbutajiとトラックメイカーの荒井優作によるユニット。
Hinako Omori
Prophet '08、Moog Voyager、UDO Super 6といった、バイノーラルで3Dシミュレートされたサウンドを生み出すアナログ・ハイブリッド・シンセサイザーを使い、大森は『stillness, softness...』でアナログ・シンセの世界に新たな音域を探る。実験のコラージュであるこの作品で、彼女はピースをパズルのようにつなぎ合わせ、それぞれの曲に記憶の部屋を表現させる。ロンドンの寝室と横浜の祖母の家で書かれ、レコーディングされた13のヴィネットは、最終的に、シームレスに互いに出たり入ったりする連続的なサイクルへと仕上がった。アルバムは全体として、これまでで最も親しみやすい内容で、作曲家、アーティスト、アレンジャー、ヴォーカリスト、そしてシンセサイザーの名手としての大森の真の幅の広さを証明する1枚となっている。マスタリングとカッティングは、ロンドンのメトロポリスでMatt Coltonによりおこなわれた。
大森日向子(Hinako Omori)は横浜で生まれ、3歳でイギリスに移り、現在はロンドンで暮らしている。大森はクラシック・ピアノを学び、後にサウンドエンジニアとしてのトレーニングを始め、その後アナログ・シンセサイザーを使用するようになった。自身のソロ作品をリリースする以前は、Kae Tempest、Georgia、Ed O'Brianといった多くの絶賛されるミュージシャンとツアーをおこない、レコーディングにも参加している。2022年3月にはデビュー・アルバム『a journey...』をFabric傘下のHoundstoothよりリリース。内面の癒しと自然の風景をアンビエント・エレクトロニクスに融合させたこの作品は高い評価を博した。
http://bignothing.net/hinakoomori.html
DJ Dreamboy
DJ/プロデューサー、2016年からDJをスタート。2018年4月からは、渋谷・神南のKOARAで『congress dance』を開始。2020年の3月から90sR&Bミックスシリーズ『Tasty Love』を始動。同年11月より東高円寺のgrassrootsでパーティー『Tasty Love』を開始。翌年の9月からフランスのインターネットラジオ『LYL Radio』でレギュラー番組を務めている。またNTS RadioやBalamii、Dublabなど世界各国のラジオにミックスを提供している。
2023年5月にはLAのダンスミュージックレーベル『Salon Recordings』よりEP"Keep On Groovin'をリリース。今年12月にはイタリアのハウスミュージックレーベル『Time To Play Records』よりDJ Dreamboyも参加したコンピレーションがレコードでリリースされた。
https://soundcloud.com/ryo-takada00
Jinya (D.A.N)
D.A.N.のベーシスト市川仁也、ソロ名義でもDJやライブで活動する。