実験的で、音響感が鋭く、アブストラクトなヒップホップとジャズ。
この2つの「ジャンル」をFESTIVAL de FRUE 2022のアフターで融合を試みます!
その果てには、どんな景色が見えるのか。こうご期待!
迎えるのは2組。
1組目は、初来日となるラッパー・billy woods!
不穏で、妖しく、呪術的、深く、引きずりこまれるようなアブストラクト・ヒップホップ。
対する1組は、Sam Wilkes Quintet featuring Chris Fishman, Craig Weinrib, Dylan Day, & Thom Gill。
LAやNYで蠢きはじめた新たなジャズ/ライブシーンから5人の若き俊英が、FESTIVAL de FRUE 2022に続き集まります。「何を演るのか?、どんな音楽なのか?」全く読めない予測不能なジャンル越境スクワッド。
billy woods
ワシントンDC生まれ。ニューヨークを拠点とするアメリカ人ラッパーで、レコードレーベルBackwoodz Studiozの創設者でもある。
母親はジャマイカ出身の英文学教授。父親はマルクス主義の作家で、ジンバブエ解放戦争で活躍し、その後ジンバブエの政府の一員となり家族でジンバブエに移住。父の死後、1989年にアメリカに戻り、 1990年代後半に音楽制作を始め、1997年にメイン州ケネバンクのコインランドリーで"「first real rhyme」を踏んだ。
Sam Wilkes Quintet featuring Chris Fishman, Craig Weinrib, Dylan Day, & Thom Gil
Sam Wilkes (ba)
Chris Fishman (key)
Craig Weinrib (dr)
Dylan Day (gt)
Thom Gill (key+gt)
LA拠点のベース奏者。ギター、キーボード、パーカッションなども演奏するマルチ・インストゥルメンタリスト。ソロでの活動に加え、プロデューサー、作曲家など多彩な顔を持ち、その音楽性は、ソロ作品で聴くことができるアンビエントとサイケデリックなどの折衷的なものから、複数の参加プロジェクトではファンクやR&B、インディーロック的な作風まで全方位に及ぶ。
最初期の活動の一つJames Watsonとのインディーロック・デュオPratley、ポップ曲を陽気なファンクバージョンで奏でるユニットScary PocketsやR&Bのレジェンド、Chaka Khanの作品、Jacob Collierのライヴバンドなどセッションマンなどの活動が挙げられるが、同軸でLAのインプロヴィゼーション・ミュージックのシーンでSam Gendelの作品やLouis ColeのサイドプロジェクトKnowerなどに参加し日本でもその名が知られるようになった。
Sam Gendelとは2018年のデュオ名義による『Music for Saxofone and Bass Guitar』、Wilkesの初のリーダー作『WILKES』(2018)やライヴ盤『Live On The Green』(2019)、前作の未収録曲などで構成された『Music for Saxofone & Bass Guitar More Songs』(2021)と次々と共演作をリリース。
2022年6月にはデュオ名義で「FESTIVAL FRUZINHO2022」など東名阪での来日ツアーも実現し、よりベーシストとしての実力やインプロヴァイザーとしてのポテンシャルの高さを実感した人も多いのではないだろうか。
そんな絶好のタイミングで「FESTIVAL de FRUE 2022」ではWilkesが精鋭部隊を率いてこの日のためだけに組んだSam Wilkes Quintet featuring Chris Fishman, Craig Weinrib,Dylan Day, & Thom Gilとして出演。
パット・メセニーの最新トリオのキーボード奏者Chris Fishman、若き天才ヴィブラフォン奏者Joel Rossの作品でも注目のドラマー、Craig Weinrib 、アメリカーナ系の実力派セッションマンとして大物ミュージシャンからも信望も厚いギタリストDylan Day、カナダ拠点のマルチ奏者・ソングライターThom Gill、「何を演るのか?、どんな音楽なのか?」全く読めない予測不能なジャンル越境スクワッドがThe Hallのヘッドライナーを務める。