鈴木聖がデザインを手がけたイベントビジュアルを公開。ライター・河村祐介より公演紹介文も到着!(2022.8.31更新)
そこには、きっと『A View』の向こう側の"眺め"が立ち現れる──COMPUMAアルバム・リリース・パーティー
その音を聴いた人々の感覚をフレッシュに押し広げる、そんな音楽活動を、広大な音楽のフィールドから的確に選び出す、その審美眼が裏打ちするDJプレイ / 選曲、さらにはレコード・バイヤーなどなどで行ってきたCOMPUMA。もちろん、これまでのA.D.S.~スマーフ男組、竹久圏とのデュオといった音源制作から、ここ最近のDJポッセ、悪魔の沼もまた そういった活動の一部と言えるが、2022年の初夏についに本名義初のアルバム『A View』 をリリースした。さまざまなサウンドを収集、構築して作られた電子音の連なりは、もともとは北九州の劇団"ブルーエゴナク"の2021年秋公演『眺め』の劇伴として生み出された。 ここに1曲+内田直之のダブ・ミックス1曲が追加され、一つの作品として結実したものが 『A View』となる。この作品を記念して9月30日(金)に〈WWW〉にてリリース・パーティーが行われる。出演は、COMPUMA、そして今回も含めて映像作品を手がけている住吉清隆のタッグに加えて、ライヴにパードン木村とエマーソン北村という、それぞれスタイルの違う、ある種の電子音楽の名手がそれぞれ出演する。そしてDJには、現在NEWTONE RECORDSにて、COMPUMAとともにレコード・バイヤーをつとめ、DJとしても活動の場を広げているAkieが登場。また全体の音響は、『A View』にダブ・ミックスを提供したエンジニアの内田直之が手がける。まさに『A View』の先に広がる音の"眺め"を体験する一夜となりそうだ。(河村祐介)
沼から天を見上げる新たな眺め。
国内外でDJ/バイヤーとしても名高く、ADS~スマーフ男組での活動を経て悪魔の沼でも人気を博すアーチストCOMPUMAが数々のミックス作品やコラボレーションを経たキャリア初のソロ名義アルバム『A View』のリリース公演をパードン木村、エマーソン北村、DJのAkie、音響に本作でダブ・ミックスを担当した内田直之、収録曲「Vision (Flowmotion In Dub)」のMVを制作した住吉清隆を映像に迎え、WWWにて開催。
※一部座席あり
COMPUMA
COMPUMA 松永耕一、熊本生まれ。ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、DJとしては国内外の数多くのアーチストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れる様々な場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。自身のプロジェクトSOMETHING ABOUTよりMIXCDの新たな提案を試みたサウンドスケープ・ミックス「SOMETHING IN THE AIR」シリーズ、悪魔の沼での活動などDJミックスを中心にオリジナル楽曲、リミックスなど意欲作も多数。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ・ラジオ局へのミックス提供など国内外でも精力的に活動の幅を広げている。近年のリミックス/リリース・ワークは、OGRE YOU ASSHOLE「朝(悪魔の沼 remix)」、YPY「Cool Do!(COMPUMA remix)」、MAJOR FORCE PRODUCTIONS「Family(COMPUMA Mx)、COMPUMA & 竹久圏 「Reflection」等。2022年6月にはソロ名義初となるアルバム「A View」をリリースした。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、BGM選曲を中心に、アート・ファッション、音と音楽にまつわる様々な空間で幅広く活動している。
https://compuma.blogspot.com
https://soundcloud.com/compuma
パードン木村
パードン木村 音楽家、エンジニア、ハンドクラフト、etc
1964年東京生まれ
1999年ヤン富田のツナミ・サウンドよりLocalsでデビュー
4枚の電子音楽ソロアルバムの他、土生<ティコ>剛、DJ QUIETSTORM、KILLER BONGとの共作
野宮真貴、中野裕之、宇川直宏、テ イトウワ、一十三十一、UA,、大友良英などの作品に参加
プロデュース、レコーディングエンジニアとして、Keison、与世山澄子 、今野英明、マイク眞木meets 高田 漣、児玉奈央などのアルバムを制作
菊地成孔DUB SEXTETではシンセサイザー、リアルタイムエフェクトエンジニアとして活動
アントビー社の冷蔵庫をアップサイクルしたReizoko Speakerの製作や旧車のレストア、楽器製作などのハンドクラフト
「ものづくり」が 業(カルマ)
エマーソン北村
ミュージシャン。1980年代末から現在まで、常に音楽シーンの渦中にいてその動きに携わってきた。キーボード奏者として忌野清志郎&THE2・3's、EGO-WRAPPIN'、キセルなど多くの個性的なバンド・シンガーと共演し、「エマソロ」と呼ばれるアーティスト活動では、国内外で注目される作品を自身のレーベルからリリースしている。お店の片隅からフェスティバルにいたる日本中のあらゆる場所でライヴを行っている他、2000年代前半から韓国、2019年にはアフリカ・ケニア、2009年と2019年にはヨーロッパ各国で演奏を行った。音楽に対する広く深い理解と常にライヴの「現場」に立ち返る姿勢が、その曲と演奏に反映されている。最新作は2022年6月にリリースされた「船窓 / おろかな指」。
https://www.emersonkitamura.com/
Akie
大阪の中古レコード店''raregroove"での約2年の勤務を経て、2018年大学卒業を機に同じく大阪にある"newtone records"に入店し、現在に至るまでレコードバイヤーを務めている。関西を拠点にDJ活動を開始。現在は東京に拠点を移し活動。バイヤー、DJ共にオールジャンルを扱っている。2022年ブリストルのレーベル〈do you have peace?〉よりミックステープをリリース。
内田直之
1992年よりレコーディングスタジオに勤務し、録音技術を学ぶ。
その傍ら日本の Roots Rock Reggae バンドの草分けである
DRY & HEAVY の DUB エンジニアとして活動を始める。
LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND 等、
複数の国内 DUB バンドにメンバーとして参加し、
日本の DUB MUSIC を発展させるべく、日々研鑽を重ねている。