ダンス・ミュージック・シーンに新たなる多様性の息吹を吹き込み、最もパワフルなコレクティブとして世界を駆け巡るNYCの〈DISCWOMAN〉ショーケース第2弾!創設者の一人UMFANG、初来日のSHYBOI、シアトルからCCLが揃って来日。ローカルからMari Sakurai、MEW、Hibi Bliss、7e、大阪からAKIE、様々なジャンルが流動的に混ざり合う現代的なDJスタイルを軸に各々のエッジを尖らせる全8組がラインナップ。
Discwoman - Amplify Each Other -
フランキー・ディカイザ・ハッチンソン、エマ・バージェス-オルセン(aka Umfang)、クリスティン・マッカーレン-トランによって設立された、ニューヨークを拠点とするプラットフォーム、コレクティブ、およびブッキング・エージェンシー。 2014年9月にBossa Nova Civic Clubで2日間のフェスティバルとして開始されたDiscwomanは、20以上の都市でイベントをプロデュースおよびキュレーションし、これまでに300人を超える世界中のDJおよびプロデューサーと仕事をし、本年5周年を迎えている。
これまでのエレクトロニック/ダンス・ミュージック・シーンにおけるジェンダーの問題を提起しながら、人種の坩堝と言われるNYCの多様性と現代の社会情勢を背景にまだ見ぬ才能の発掘を求め女性やLGBTQのアーティストやカルチャーを積極的にサポートするエンパワメントの旗手として世界を駆け巡るDiscwomanとは?昨年行われたDOMMUNEでのトーク・セッションを下記の動画から是非ご覧ください。
Higher Frequency より
2018年11月24日(土)に開催された、WWW XでのUmfang、mobilegirl、DJ HARAM、DSKE、Mayurashkaをゲストとして迎えた『WHEREABOUT feat. Discwoman Showcase』のプレイベントとして、ニューヨークからDiscwoman創設者のFrankie Dechaiza HutchinsonとUmfangを、日本のローカル・シーンからSapphire SlowsとArisa Shirotaを迎えて、ジェンダーとダンス・ミュージック業界についてのトークとDJにYonYonを迎えて実施した。
ニューヨーク在住中にDiscwomanのメンバーらと知り合い、今回の企画を提案した水野響(PURX)がモデレーターを勤め、Art Translators Collectiveの田村かの子が通訳として参加。ニューヨークと東京、それぞれのシーンでの現状を共有しているこの貴重なトークをぜひご覧ください。
https://higher-frequency.com/highlight/www-x-discwoman-amplify-each-other-at-dommune
Local 1 World EQUIKNOXX
Local 2 World Chino Amobi
Local 3 World RP Boo
Local 4 World Elysia Crampton
Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox
Local 6 World Klein
Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H.
Local 8 World Pan Daijing
Local 9 World TRAXMAN
Local X World ERRORSMITH & Total Freedom
Local DX World Nídia & Howie Lee
Local X1 World DJ Marfox
Local X2 World 南蛮渡来 w/ coucou chloe & shygirl
Local X3 World Lee Gamble
Local X4 World 南蛮渡来 - 外伝 -
Local X5 World Tzusing & Nkisi
Local X6 World Lotic - halloween nuts -
Local X7 World Discwoman
Local X8 World Rian Treanor VS TYO GQOM 12/6 coming soon
Local X9 World Hyperdub 15th 12/7 coming soon
Local XX World Yves Tumor 12/14 coming soon
UMFANG [Discwoman / from NYC]
Discwomanの共同設立者であり、ブロンクスで生まれ、カンザスで育ち、2010年からブルックリンに住んでいる。ホームのBossa Nova Civic Clubでは新しい才能にフォーカスしたマンスリーのレジデント〈Technofeminism〉を開催し、人々によって予測されるテクノがどう定義されるのかを楽しんでいる。90年代のサウンドの下地に、アシッドやポリリズムを用いたハードウェアなテクノ作品で2015年に〈1080p〉からEPデビューを果たし、2017年に〈Ninja Tune〉より発表した。
SHYBOI [Discwoman / NYC]
ジャマイカ生まれのニューヨークを拠点とするアカデミックなアーティスト。音の混乱を引き起こす名義であり、カリブ海とアメリカの文化の間に位置する創造者として、彼女は音を用いたアイデンティティ、権力の概念、知覚された歴史、これらのトピック内でもつれる考えを探求している。彼女は、クィア・アーティストのコレクティブ〈#KUNQ〉のメンバーでもあり、その精神は、サウンド、ヴィジュアル、パフォーマンス・アートによる多次元作品の制作を中心とし、ハイブリッドの名のもとで希薄化または曖昧になったサブ・カルチャーとジャンルを取り巻く言説を拡大している。 SHYBOIは、拡大を続ける3つのBoiler Roomに加えて、MoMA PS1での2つのパフォーマンスとグッゲンハイムでのショーはソールド・アウトさせている。最近のサウンドは、Fact Mag、Thump、Rinse FM、MixMag、Resident Advisor、およびthe Faderで取り上げられている。
https://soundcloud.com/djshyboi
CCL [TUF / Seattle]
DJ、プロモーター、キュレーターCCLは〈TUF〉の創設メンバー。シアトルに拠点を置き、コミュニティの構築とダンス・ミュージックにおいて過小評価されているアーティストの認知度を高めることに焦点を当てている。USシーンの新勢力であるDiscwoman、Decibel Festival、Corridorなどとの協力を通じて、北米の音楽コミュニティの形成をサポートしている。この1年間で彼ら、彼女らのミックスとDJセットは国際的なリスナーに届けられ、独自のサウンドを紹介し、Mixmag、FACT、Pitchforkから称賛を受けている。熱狂的なレコード・コレクターであるCCLは、フリーキーでリキッドのように流れるなサウンドに親近感を持ち、ブレイクス、バブリングなエレクトロ、ツイストされたテクノ、ベルベットなテクスチャのアンビエントを通じて、リズムの万華鏡へと導いている。
https://soundcloud.com/ccl-tuf