現代の荒野を駆け抜けるマヒトゥ・ザ・ピーポー (GEZAN) & YELLOWUHURU presentsのオルタナティヴの進展地 BODY ODD が3フロアを用いてWWW / WWWβ + LOUNGEにて開催。過去、現在、未来、新しいディケイドの狭間で揺らめく時代を背景とした混沌のパラレル・ワールドへ突入する、夏のサイケデリック・マター2019。先着前売特典あります↓
これまでに大阪、名古屋、東京にて開催され続け、東京ではオールナイトにフォーカスし、バンドとヒップホップ含むクラブ・ミュージックの新しい相互アクセスへの試みも兼ね、今回で第9回目を迎えるBODY ODD。WWWのバンド・ステージにはジャパニース・サイケデリックのレジェンド Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O.、京都よりプログレッシヴ音響な 空間現代 をゲストに招き、札幌からレジデントのノー・ウェイヴ・ファンキーなThe Hatch、そしてホストのGEZANがラインナップ、転換のDJにriku、映像に中山晃子等が参加。WWWβのDJには日本サイケデリック・ミュージックの伝道とも言える Compuma / Dr.Nishimura / AwanoによるB3Bトリオ 悪魔の沼、シャーマニックなグルーブを際立たせるShhhhh、都内各所のディープ・スポットを巡るsuimin [南蛮渡来]、ホストのYELLOWUHURU [FLATTOP]、LOUNGEは座りで行うDJブースで音楽ライターの大石始と河村祐介、名店LOS APSON?の店主 山辺圭司、そしてwagotがセレクター・スタイルで参加。新しいディケイドの狭間で揺らめく現代を背景とした混沌のパラレル・ワールドへ突入する、夏のサイケデリック・マター2019。
GEZAN
2009年大阪にて結成のオルタナティブロックバンド。2012年、拠点を東京に移し全国各地で独自の視点をもとに活動を行う。野外フェスの全感覚祭や、国内外の多彩な才能をおくりだすレーベル・十三月の甲虫を主催。これまでに四枚のフルアルバムをリリース。またスプリットとしてLOSTAGEや踊ってばかりの国、テニスコーツ などクロスオーバーな動きを展開。2018年の八月にはOMSB率いるGHPDとのスプリットをリリース。十月、スティーブアルビニをプロデュースに迎えて制作された4枚目のフルアルバムをリリース。2019年、現在進行形で精力的に活動中。
Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O.
1995年、河端一を中心に「魂の共同体 Acid Mothers Temple」結成と同時に結成。1997年、PSF Records (Japan) より1stアルバムをリリース、英Wire誌にて年間ベストアルバムに選出される。1998年、ライヴ活動を開始、初の欧米ツアー。その後、世界中の様々なレーベルより膨大な枚数の作品を発表、2019年現在約150枚のアルバムをリリースしている。また1998年以来、毎年欧米諸国を中心に精力的にツアー、最近は南米、オセアニア、アジア圏や国内ツアーも。
サイケデリック・オリジネーターであるGONG、GURU GURUとの合体、Simeon (Silver Apples)、Nik Turner (ex.Hawkwind)、Geoff Leigh (ex. Henry Cow)、南仏オクシタン・トラッド歌手Rosina de Peiraとの共演なども行う。国内に於いても、あふりらんぽ、吉田達也 (Ruins)、山崎マゾ (Masonna)、山本精一 (ex.Boredoms)、栗山純 (ex.The Ox)等と共演。
当初は大所帯バンドとして、不定形な正に共同体的なメンバー構成であったが、ツアーを重ねるうち、ツアーメンバーを根幹にレギュラーメンバーが定着していった。またAcid Mothers Templeの名を冠する他のバンド(AMT & The Cosmic Inferno, AMT SWR, AMT & The Space Paranoid, Acid Mothers Gong, Acid Mothers Guru Guru等)も異コンセプトの下、結成されたが、この「AMT & The Melting Paraiso U.F.O.」が「AMT宗家」と異名をとるように、その活動の中心バンドとして機能している。
結成21年目の2016年、大幅なメンバーチェンジを経て「Next Generation」と銘打ち、結成からの20年を第1章と位置づけ、その歴史の第2章の扉を開けた。現在のツアーメンバーは、唯一のオリジナルメンバー河端一を中心に、東洋之、砂十島NANI、Wolf、ジョンソン Tsuの5名。
空間現代
2006年、野口順哉(Gt,Vo)、古谷野慶輔(Ba)、山田英晶(Dr)の3人によって結成。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲をスリーピースバンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷がもたらすユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。2016年、スタジオ兼ライブハウス「外」を京都市左京区に開場。地点、吉増剛造、飴屋法水、contactGonzo他ジャンルの芸術家とも継続して共同で作品を制作。2018年11月、坂本龍一との共同制作盤『ZURERU』発売。2019年、アメリカツアー開催、BIG EARS FESTIVALに出演。7年ぶりのオリジナルアルバム『PALM』を、2019年5月、Editions Mego傘下、SUNN O)))のStephen O'Malley主宰レーベルIdeologic Organより発売。平成31年度京都市芸術文化特別奨励者。
http://kukangendai.com
http://soto-kyoto.jp/
The Hatch
札幌で活動するオルタナティブ。バンド。狂気的かつ精度の高いライブパフォーマンスに、ポストパンクを感じさせる硬質なサウンドとボーカルのシャウトに、ファンクやネオソウル、現代ジャズやアフロなど、多彩なリズムを軸とした現行のアンサンブルが過度に転回する楽曲でライブを展開。十三月主催の「全感覚祭」やOKAMOTO'Sのドラマー、オカモトレイジ主宰の24時間エキシビションマッチ「YAGI」に参加し、正規リリース前でありながらWARP、EYESCREAM、iDJAPAN等で紹介され、全国的に活動し注目を集めている。2018年に1st album『Opaque Age』に発売。
中山晃子
液体から固体までさまざまな材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行う。科学的、物理的な法則に基づくあらゆる現象や、現れる色彩を、生物や関係性のメタファーとして作品の中に生き生きと描く。ソロでは音を「透明な絵の具」として扱い、絵を描くことによって空間や感情に触れる。近年では TEDxHaneda、DLECTRICITY ART FESTIVAL 2017 (US Detroit) 、Ars Electronica Fes 2016(オーストリア)、Biennale Nemo 2018 (フランス パリ) にも出演。
http://akiko.co.jp/akikoweb/top.html
riku [FLATTOP]
2019年から「FLATTOP」に参加。また、@Contact tokyo「Eclipse」を主催。矛盾を孕んだ景色を伝えるコミュニケーションとしての音楽体験を目指している。
https://soundcloud.com/cyktokyo/cyk-radio-006-riku
悪魔の沼 (Compuma / Dr.Nishimura / Awano)
2008年結成。レジデントである沼クルー(沼人)は、COMPUMA、Dr.NISHIMURA、AWANOの3人。 東京・下北沢MOREの沼に生息。 活動は不定期ながらおよそ年一回の開催を目指している。それぞれが独自の視点でDJミックスして沼の可能性を模索していたが、2013年より新たな試みとして、3人によるバック・スリー・バックなDJスタイル、プラス、魔icにロボ宙をフィーチャーしたりと、予測不能な更なるネクストな沼世界を探っている。これまでに多彩なDJやアーチスト達がゲストとして独自の沼を演出してきた。結成10年を経て、RA(Resident Advisor)での特集記事、rural、りんご音楽祭、FRUE等の音楽フェスへの参加、全国各地での活動が活発化している。
湿っぽく泥の深い地の事を沼地と呼ぶ。沼には野生動物が生息し、しばしば多種多様な動物の繁殖地となる。by Wikipedia
https://soundcloud.com/search?q=%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E6%B2%BC
Shhhhh [El Folclore Paradox]
DJ/東京出身。オリジナルなワールドミュージック/伝統伝承の発掘活動。フロアでは民族音楽から最新の電子音楽全般を操るフリースタイル・グルーヴを発明。13年に発表したオフィシャルミックスCD、『EL FOLCLORE PARADOX』のコンセプトを発展させた同名レーベルを2017年から始動し、南米からNicola Cruz、Chancha Via Circuito、BARRIO LINDO、UJI、R VINCENZO、Spaniol、Jacira、VJ Suaveらを招聘/来日のサポート。サンパウロ・ベルリンのパーティ/アートコレクティブ集団、VoodoohopのコンピレーションLP『Voodoohop Entropia 1.5』のプロデュースなど。dublab.jpでの大石始とのレギュラー放談番組。ライナーノーツ、ディスクレビューなど執筆活動やジャンルを跨いだ海外アーティストとの共演や招聘活動のサポート。00年代は数々のアンダーグランドのレーベルからミックスCDをリリースしたが、近年はAPPLE MUSICやSpotify等のプレイリストの作成にも関わり、阿蘇の老舗旅館のBGMや、ブラジルの生きる伝説エルメート・パスコアルのベストなどのプレイリストを公開している。現在は隆興するアジアシーンに注目し、各地の重要人物やべニューと繋がり始めた。2018年秋より、ベトナムはホーチミンのクラブ、The ObservatoryのレジデントDJに就任。
https://soundcloud.com/shhhhhsunhouse
suimin [南蛮渡来]
1992年池袋生まれ。高校時代からクラブカルチャーにのめり込み2010年より活動を開始。クンビア、アフロミュージックやダブステップを愛し、それらを中心にあらゆる音楽を自身のセンスを頼りに繋ぎ合わせている。DJ Unit "Good Prophets''のメンバーでもありMars89と共に南蛮渡来を主催している。
https://soundcloud.com/min-ing
YELLOWUHURU [FLATTOP/GHPD]
DJ。根底にHOUSEを抱えながら電子音と生音を有機的に混ぜる男。音楽集団[FLATTOP]主宰。
https://soundcloud.com/yellowuhuru
大石始
日本を含むアジアと熱帯エリアの大衆音楽をミックスし、フロアを村祭り会場に変えることをテーマとするDJ。2014年には初のミックスCD『THE VOICE OF TRIBES』をBLACK SMOKERよりリリース。橋の下世界音楽祭(愛知県豊田市)や韓国のソウルおよび釜山でプレイするほか、コノノNo.1やハンガイなど海外アーティストの前座も務める。本業のライター/エディターとしては、「ニッポンのマツリズム」「ニッポン大音頭時代」「大韓ロック探訪記」「関東ラガマフィン」「GLOCAL BEATS」などの著書・編著書がある。
山辺圭司 [LOS APSON?]
河村祐介
remix編集部やLIQUIDROOMを経て、現在はOTOTOYの助っ人外人的な役回りをへて長に、とかいろいろ。その他、テクノとかを中心にライターなどもしています。
wagot
譫言。演奏家、DJ。様々なグループ、アーティストと共演、ドラマー近田和久とのduo"kaiyu"などのプロジェクトもありつつ主にforestlimitにて'sinktank'というパーティの主催。