Tokyo Jazz X 2 キュレーター紹介
日本人ドラマー、プロデューサー、シンガー。ブラック・ミュージックのフィルターを通しながらもジャンルに捉われないアプローチで全ての楽器を自ら演奏し、国内外のアーティストとコラボして作り上げたアルバムが世界各国で話題に。また、プロデューサーとして100曲以上の楽曲を手がけ、多数のCM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も担当。またToro y Moi、Chet Faker、Madlib、Thundercatなど海外アーティストとも多数共演。さらに、Shingo Suzuki、関口シンゴとのバンド "Ovall" としても活動し、大型フェスの常連となる。
【キュレーターからのメッセージ】
今回光栄にもTokyo Jazz X 2の貴重なステージの1つを任せて頂くことになりました。
年齢キャリアに関係なくゆかりのあるアーティストを迎えて最高な一夜にしようと考えています。昨年に引き続きOvallとしての新しいステージも楽しみにして頂きつつ、このTokyo Jazz X 2でしか味わえない瞬間を心に残してもらえたら嬉しいです。
mabanua
Shingo Suzuki(Bass)、mabanua(Drums)、関口シンゴ(Guitar)
2010年、1stアルバム「DON'T CARE WHO KNOWS THAT」リリース。また、FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONICなど大型フェスへ出演、話題のバンドとしてシーンに浮上。しかし、メンバーのソロ活動やプロデューサーとしての活動も急増、多忙を極めた3人はOvallの活動休止を宣言。2017年、ファンやアーティストから復活の要望が絶えず再始動、約4年振りの復活ワンマンライブは即完。2018年、FUJI ROCK、RISING SUNといったフェスに多数出演。また、映画「ハード・コア」等の劇伴にも参加。メンバー個々の活動もより活発化する中、お互いのスキルを持ち寄るかたちで"Ovall"という個体は日々スケールアップしながら回り続ける。
ルーツであるブラックミュージックをベースに、エレクトロニカ、アンビエント、オルタナティヴなどジャンルを超えた楽曲、そして「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」で常に進化を続け、リスナーから高い支持を得る。その他、コラム執筆やモデルなど、音楽以外でも活動の場を広げる。2016年、2nd EP「24」でメジャーデビュー。2019年にはビルボードでのワンマン公演や台湾、中国3都市、韓国をまわるアジアツアーを完走するなど、 ライブ活動をメインにジャンル問わず様々な仲間と繋がり、継続的にシーンを構築。ハイブリッドなアーティストとしてアグレッシブに活動している。最新作として2019年6月19日に配信EP「27」をリリース。
Hanah Spring(Vocal)、神保彰(Drums)、和泉宏隆(Piano)、鳥山雄司(Guitar)
鳥山雄司、神保彰、和泉宏隆という日本フュージョン界のトップアーティスト3人によるPYRAMIDが、4thアルバム「PYRAMID4」に葉加瀬太郎、mabanuaとともに参加した、ソウルの実力派歌姫・Hanah Springをヴォーカリストに迎えたスペシャルバンド。
LA拠点の日本人プロデューサー。2013年にJanet Jacksonのリミックスが話題になり、世界注目されるレーベルSOULECTIONと契約。300万再生回数を記録したFrank OceanのリミックスやDisclosure Remixなどのリミックスワークにとどまらず、多岐にわたる制作スタイルで活躍し、Giles Petersonがヘビーローテーションするなど、USにとどまらず、UK・ヨーロッパでも高い評価を受けている。2017年、第59回グラミー賞「最優秀リミックス・レコーディング部門」に日本人として初めてノミネート。2018年、Anderson .Paakとの欧州ツアーなど、ライブ活動を展開。
1989年生まれのトラックメーカー、MPCプレイヤー。2013年、ニューヨーク・ハーレム地区の路上でMPCライブを敢行。オーディエンスが踊り出す動画をYouTubeで公開して話題になる。MPCプレイヤーとして都内を中心にライブ活動を行う傍ら、ジャンルを問わず様々なアーティストのトラック制作、リミックスを行う。2016年、1stアルバム「Pushin'」発表、ロングセールスを記録。2017年、Alfred Beach Sandalとのコラボレーション作品「ABS+STUTS」発表。2018年、2ndアルバム「Eutopia」発表。現在は自身の作品制作、ライブと並行して数多くのプロデュース、コラボレーションやCM楽曲制作を行っている。