超越のハイパー・レイヴ!UKエレクトロニックの鬼才Lee Gamble (UIQ) が〈Hyperdub〉移籍後、初の東京単独公演をWWW Xにて開催。共演に自身のレーベル〈UIQ〉からリリースした"アルゴ・レイヴ"なRenick Bell、電子ウィザードCompuma (悪魔の沼)、"RAW"セレクターJR Chaparroが登場。
ジャングル、レイヴ、テクノ、アンビエントを超越したハイパー・コンクレートな作風でサウンド・デザイナー、ジャングリスト、コンポーザー、DJとして活動、エレクトロニックの名門〈PAN〉や〈Hyperdub〉からのリリースを軸にアートとクラブ・シーンをまたぎながら着実なキャリアを重ね、また近年のエレクトロニック・ミュージックにおいて大きな潮流へと発展した"脱構築"のパイオニアとしても名高いロンドンの鬼才Lee Gambleがコンテンポラリーなエレクトロニック/ダンス・ミュージックを探求するWWWのレジデント・パーティLocal Worldに登場。ローカルからプログラムをリアルタイムに書き換えながらアルゴリズミック・パフォーマンスを行うコンピューター・プログラマー/電子音楽家、日本在中のRenick Bellが出演し、アルゴリズムとレイヴの混合語「アルゴレイヴ」と自ら名付ける、アルゴリズムによって作られたリズミックな即興音楽を披露、DJにはBerlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ・オーストラリア・ラジオ局へのミックス提供など、近年は国内外でも精力的に活動の幅を広げるCompuma、レーベルの運営、レギュラー・パーティのヒロポンFeverやProcare、そしてプロデューサーとしても活動するセレクターJR Chaparroが登場。90年代クラブ・ミュージックの解体と合成から生成されるハイパー・レイヴなクラブ・ナイトが実現する。
Lee Gamble [UIQ / Hyperdub / PAN / London]
英バーミンガム出身、現在はロンドンを拠点に活動するLee Gamble。ジャングル、テクノ、レイヴ、アンビエントを超越し、サウンド・デザイナー、ジャングリスト、コンポーザー、DJとして抽象的で近未来的な作風で鬼才の名を恣にしている。ベルリン〈PAN〉からジャングルを解体した話題作『Diversions 1994-1996』や名作『KOTCH』含む3作を発表し、2017年にKode9の〈Hyperdub〉から『Mnestic Pressure』をリリース。複雑で抽象的な電子音楽プロデューサーとしてのみでなく、常に新鮮な楽曲をダンス・フロアに提供する傑出したDJとしてカルト的な地位を築いた。その後もビジュアル・コラボレーターのDave GaskarthとA/Vショー『Foldings』を行い、またロンドン現代オーケストラとの共演、これまでにICA London,、Southbank Centre、MoMa PS1、Tate Modern、Sonar Festival、Berghain, WWW in Tokyo, MMCA Seoul、Fabric、Ministry of Sound, Sonar Festival、Unsound Festival、Oval Space、Village Underground、Mutek Festival、Old Granada Studios、Dimensions Festival and The Empty Gallery in Hong Kong等様々な場所で活動の幅を広げている。近年、新しい才能を発掘すべく自身のレーベル〈UIQ〉をスタート。日本在中のRenick Bell、N1L、Lanark Artfax、Zuli、Nkisi等、実験作品をリリース。最近では〈Hyperdub〉より3部作となるEP『In A Paraventral Scale』の第1部がリリースされる等、旺盛な活動が続いている。
https://soundcloud.com/leegamble
Renick Bell [UIQ / Halcyon Veil / US/JP]
アメリカ出身日本在中のプログラマー/電子音楽家。オープンソースのソフトウェア使用してライブコーディング、即興演奏、およびアルゴリズムの合成を研究。Cask、Haskellやプログラミング言語を用いたライブコーディングによって演奏した作品やパフォーマンスを行い、これまでに〈UIG〉、〈Halcyon Veil〉、〈Seagrave〉から実験的な作品をリリースしている。
COMPUMA [悪魔の沼]
ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、 DJとしては、国内外の数多くのアーティストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れるさまざまな場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。悪魔の沼クルーの一員としての活動含めてDJミックスを中心にオリジナル、リミックスなど意欲作も多数。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、ショップBGM、ギャラリー、フェス、ショーの選曲等、音と音楽にまつわる様々なシーンで幅広く活動している。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ・オーストラリア・ラジオ局へのミックス提供など、近年は国内外でも精力的に活動の幅を広げている。
JR Chaparro
東京在住、多くのジャンルにわたるセレクター。今年2018年7月ロンドン拠点、BrassfootとJMS Khosahが主催するNCAからテープがデビュー。
https://soundcloud.com/jmskhosah/nca-sur-j-m-s-khosah-jr-chaparro