最新号をアジアの音楽特集としてリリースしたSTUDIO VOICEとWWWのレギュラー企画「In&Out」と「上東」との共同イベント「Flood of Sounds from Asia」のフルラインナップが発表!デイ・タイム@XにはマニラのEyedressとクラブ・ナイト@W&βでは北京のHowie Lee等のライブをフィーチャー、上海ALLの核でもあるレーベル〈SVBKVLT〉のショーケースが開催決定。ロック、エレクトロニック、ノイズ、ヒップホップ、ベース等が交わる昼夜の2部構成。世界を巡り、勢い余るアジアの"今"が流れ出す。
http://www.studiovoice.jp/#cover
※STUDIO VOICEは2018年9月発売号「flood of sounds from asia いまアジアから生まれる音楽」に続き、3月20日発売の最新号では、アジア特集3部作の第2弾として、「Self-Fashioning from Asia / あらかじめ決められない流儀(スタイル)」としてアジアの"ファッション"をフィーチャー。
STUDIO VOICE × lute:Flood of Sounds from Asia #Manila (Part.1)
STUDIO VOICE × lute:Flood of Sounds from Asia - Howie Lee - #China (Part.1)
クラブ・オルタナティブを掲げる上海ALLと東京WWWβの交換プログラム「上東」第4弾!
WWWではアジアが生んだエレクトロニック・ミュージックの異能、北京からHoiwe Lee、ローカルからは日本のノイズ・レジェンドMerzbow、名門〈Daymare〉からデビューのハードコア音響バンドGranule、ANARCHY の新プロジェクト〈1% | ONEPERCENT〉と契約した病めるビートで注目の若手プロデューサーYamieZimmerのライブをフィーチャー、WWWβでは上海ローカルの登竜門的核レーベル〈SVBKVLT〉の最新コンピレーション『Cache』のショーケースとして北京のポストなニュー・ウェイヴ・デュオ Zaliva D、上海エレクトロニカ/IDMなGOOOOOSEのA/Vライブ・セットに、グライムを軸としたプロデューサー/DJ Prettybwoy、UK産トラップ・ベース"WAVE"なDownstate、そしてドバイ拠点のミステリアスなレーベル〈Bedouin〉からデビューのJiggaのA/Vライブ・セットが追加アクトとして決定。UKベース・ミュージックとリンクしながら発展する上海サウンド、古くから日本のサウンド・シグネイチャーとして根強いノイズ/ハードコアの新旧、そしてインターネットのデジタル・カルチャーを経由した新世代のヒップホップが交流する、ダークでノイジーなアジアの"濁流"から生まれる強烈なエモーションを感じて欲しい。
Howie Lee [Do Hits / Beijing]
"中国のクラブ・シーンの最前線にある作曲家" - Dazed
カタカタとした打楽器、水面を跳ねるようなリズム、フィールド・レコーディング、中国の伝統的なサウンドをエレクトリックに紡ぎだし、"Made in China"なるユニークな美学で、Howie Leeはエレクトロニック・ミュージックの先駆者として注目され、現代のミッド・キングダム"中国"に根ざすだけでなく、密接に相互接続されたグローバルな潮流の中、ハイブリッドなクラブ・サウンドを創り出している。2014年にUKのテイスト・メーカー〈Trapdoor Records〉からデビューEPをリリース、続いて上海の〈SVBKVLT〉からEP、2015年にLAの〈Alpha Pup〉からフル・レングスを発表。中国初のBoiler Roomに出演し、USのSXSW、UKのShambala Festival、インドのMagnetic Fieldにも出演。そのアルバムからの一曲'White Plain'はアップルの"iPhone on Shot"と"One night in Shanghai"のキャンペーンでフィーチャーされた。2017年のEP「Homeless」はVice、Dazed、Faderといった媒体で絶賛され、Charly XCXの'Boys'のリワーク作品は中国のストリーミング・チャートのトップとなり、バイラルなポップ・ヒットを記録した。2018年のEP「Natural Disaster」が最新のリリースで、精力的なリリースを続けている。また2011年に設立したコレクティブ/レーベル〈Do Hits〉はアジアの最も先鋭的なマインドのクルーへと発展し、レーベル・メイトのJason Hou、Yllis、Guzzの一連のEPとLPが成功し、キュレーターとして国内において最もエキサイティングなリリースを監督した。また映画監督として、中国のアイデンティティーを打ち出したCGI作品を幾つか制作してる。Hoiew Leeの直感的でエネルギーに満ち溢れたライブ・ショーは絶えず進化しており、ツアーによって構築と洗練された最新バージョンが2017年より世界各地で披露されている。
https://soundcloud.com/howielee
https://howielee.bandcamp.com/album/natural-disaster-2
https://howielee.bandcamp.com/album/m-ch-sh-n-ch-2
Merzbow
秋田昌美によるヴィーガン・ストレイト・エッジ・ノイズ・プロジェクト。80年代初頭のノイズ・インダストリアル・シーンに参加し海外のレーベルを中心にリリースを始める。90年代にはグラインドコアの影響を受けデスメタルのレーベルRelapseからアルバムをリリース。2000年代にはmegoの「punkなcomputer music」に共鳴、ラップトップによるライブ手法を日本でいち早く採用した。2003年頃から「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践している。「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」「家畜動物の解放」等をテーマに作品を制作している。また近年では、Balazs Pandi, Mats Gustafsson, Thurston Moore, BORIS, 灰野敬二, Richard Pinhas, Duenn, Nyantra, Lawrence English, Xiu Xiu, Gezan , Alessandro Cortini, Vanity Productions, Vatican Shadow などとのコラボレーションも行っている。
Granule
"Pain, Ritual & Life"
東京のエクスペリメンタル/ハードコアパンクバンド。2017年活動開始。同年3月に『AURORA』をbandcamp上にてフリーダウンロードで発表。その後『AURORA』のカセットテープを制作し、Keigo Kurematsuによる『AURORA』をイメージして作られたZine『Deserter's Ritual』とのセットで自主リリース。11月には『DEMO #2』をbandcamp上にてフリーダウンロードで公開し、同内容のCD-Rをライヴ会場のみで販売。以上の2作品は公開停止と共に廃盤。2018年にイギリスからConanとKurokumaを、アメリカからABSTRACTERを招きJapan Tourを敢行。8月にBlack Hole RecordingsからNEW WAVE OF JAPANESE HARDCOREを掲げるKLONNSとのSplit 7inchである『Discipline』をリリース。KLONNSとは月に1度小岩Bushbashにて「Discipline」を共催中。2019年1月にDaymare Recordingsから1st Full Albumとなる『Pain, Ritual & Life』をリリース。
YamieZimmer
クールな破壊衝動を秘めた病めるビートで得異な存在感を放つ98年生まれのビートメイカー / プロデューサー。Ski Mask The Slump God、Smokepurppなどフロリダ発のラッパーに共通する歪んだベースと凶暴なサウンドで注目を集め、2018年「Whowillknow」「Youwillknow」「YummyZimmer」といった3作のEPをSoundCloudにて立て続けに配信。さらに多くのラッパーへのビート提供も行ない凄まじいペースを日夜量産。共作を重ねる Leon Fanourakis と共に ANARCHY の新プロジェクト「1% | ONEPERCENT」と契約し、2018年12月にファーストフルアルバム「Arsonist Under」をリリースした。更なる活動が期待される新世代のヒップホッププロデューサー。
https://soundcloud.com/yamie-zimmer
Zaliva D [SVBKVLT / All Shanghai]
Zaliva Dは北京を拠点とするLi Chao(music)とAisin-Gioro Yuanjin(VJ)のデュオによるエレクトロニック・ミュージック&ビジュアル・グループ。2003年から活動するZaliva-Dは10年以上に及ぶ努力と磨きをかけたユニークなスタイルはオリエンタルでダークなエレクトロニック・ミュージックを生み出す。その象徴的な音色とメロディーは、すべてのエネルギーをかき立てる、終わりのない闇、淡い情景を描いている。北京の〈Do Hits〉と上海の〈SVBKVLT〉、最新作はアムステルダムのKnekelhuisよりリリース。
https://soundcloud.com/zalivad
GOOOOOSE [SVBKVLT / All Shanghai]
GOOOOOSEは、でリリースした中国人アーティスト。エレクトロニカの衣装Duck Fight Gooseのメンバーとしても活躍。上海の〈SVBKVLT〉と北京の〈D-Force〉からリリース。GOOOOOSEの興味と影響は多岐にわたり、ブレイクビート、IDM、アンビエントなどがあり、一方、インターネット上の存在として、生成的なサウンドとイメージの探求を示しています。2014年に、GOOOOOSEと33EMYBWは上海でレフトフィールド・エレクトロニック・ミュージックを宣伝する一連のイベント、The Centaursを開始しました。 2017年に、The Centaursは音楽制作、モジュラーシンセシス、DIYのソフトウェアとハードウェア楽器のワークショップも始動。The Centaursの主な目的は、ライブ・パフォーマンスのサウンドとリアルタイムのオーディオ・ビジュアル作品を扱い、中国のオープンマインドなミュージシャンやアーティストのコミュニティを支援し、参加している。
https://gooooose.bandcamp.com
https://www.mixcloud.com/NTSRadio/goooose-live-from-shanghai-25th-june-2017
Prettybwoy
Prettybwoyは東京を拠点にGarage/Grimeを軸に独特な視点を持ってプレイするDJ/Producer。国内シーンで定評のあるBIG PARTYやストリーム放送にも度々出演。2013年、Big Dadaからリリースされたコンピレーション"Grime 2.0"に、グライムオリジネイター等と共に、唯一の日本人として参加。日本から見てきたUK garage/grimeの変化の過程、オリエンタルなsinoグライム等それらの断片を繋ぎ合わせ、自分の音楽性のフィルターをかけ、一つの新しいダンスを作り出す。その試行錯誤の産物として2016年立て続けにフランスPOLAARから"Overflow EP"上海SVBKVLTから"Solstice EP"をリリースする。その独特なサウンドとミックスを武器に初の北京~上海ツアーを敢行。地元の盟友Swimfulに「上海Shelterを完全に破壊し尽くした」と称される。2017年はCM音楽の提供など幅を拡げ、12月にSVBKVLTより最新EP「Genetics」を発表、上海、深圳、重慶3都市で4公演2度のツアーを行い、中国との交流をより深めていく。2018年にはフランスのPOLAARより"Parallel Lives"でカムバック。2019年年明けにはgirlsグループ"9nine"のライブ音源制作やNintendo Switchソフト"Travis Strikes Again"への楽曲提供で国内でも活動をアピール。また現在は趣味の発表の場となっているbandcampでは様々なboot音源を公開、ガラージ愛は現在ここに集約している。
https://soundcloud.com/dj-prettybwoy
Downstate [SVBKVLT]
Downstate makes music built around an obsession with nostalgia, passing time and the Sega Saturn.
Releasing full tapes and EP's on Urban Waves & SVBKVLT, he has been a prolific producer since 2007.Downstate has collaborated with Hamacide for the side project SLV, and produced beats for Bones and Ramirez.
https://soundcloud.com/downstate
Jigga + Ryoma Shibata [Bedouin]
〈SVBKVLT〉のOsheyack、Merzbow、Ryo Murakami、Goth-trad参加の新ユニットEartakerといった日本人アーティストもリリースするミステリアスなドバイ拠点のレーベル〈Bedouin〉から昨年デビューを果たし、今回のライブ・セットではRyoma Shibataとのオーディオ・ヴィジュアル・セットを披露。