Tim Hecker(ティム・ヘッカー)3年ぶりの来日が緊急決定!
カナダ出身のコンポーザー/サウンド・デザイナーのTim Hecker(ティム・ヘッカー)、2014年以来3年ぶりとなる来日が5月、急遽決定しました。
音響エレクトロニック・アンビエント・ドローンシーンを常に牽引しながら、独自の手法と解釈で作品毎に新たなサウンドスケープを提示してきたTim Hecker。
WWWでの2013年の初来日公演は満員札止め、翌年2014年にはTAICOCLUBへ出演し、深夜のこだまの森に溶け入る幽玄なパフォーマンスが話題となりました。
8枚目のフルアルバムとして英名門レーベル4ADから発表した2016年の最新作「Love Streams」は、アイスランドの聖歌隊のヴォーカルや木管楽器の生音を加工し、アブストラクトなエレクトロニックサウンドと融合させることで、"アヴァンクラシカル"な新境地を提示。Pitchforkの2016年The 20 Best Experimental Albumに選出されるなど各メディアでも高く評価されました。
過去の来日公演では一切の照明を落とした暗闇の中でオーディエンスのイマジネーションを喚起したTim Hecker、
近年のライブパフォーマンスは、大量のスモークをホール内に充満させその霞をLED光が染めあげるサウンドと靄の空間インスタレーションへと近づいています。
世界各国で絶賛されるその最新パフォーマンスが遂に日本に上陸します。
今回の来日は東京WWW X公演のみ。パフォーマンスをベストな環境でお楽しみ頂くため、400名限定のショーとなります。
貴重な機会をぜひお見逃し無く。
Tim Hecker(ティム・ヘッカー)
カナダ出身、現在は米ロサンゼルスを拠点に活動するサウンド・デザイナー/コンポーザー。00年代前後のグリッチやクリックといった音響エレクトロニック・ミュージックにおける 一代ムーヴメントで頭角を表し、ノイズ、不協和音、音の断片を巧みに用いたメロディーや空間を構築する、シーンきっての人気・実力共にトップクラスのアーティスト。これまでにJetone名義でForce Inc.、本名名義でMille Plateaux、Alien8、Krankyといった名門レーベルからコンスタントに作品を発表。2011年にリリースされた『Ravedeath, 1972』は、Pitchforkをはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ジュノー賞(カナダ版グラミー賞)ではベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージックアルバムを受賞。2012年にはDaniel Lopatin(Oneohtrix Point Never)との共作『Instrumental Tourist』を発表。2013年には初のジャパンツアーも行い、圧巻のパフォーマンスを披露。その後発表された最新アルバム「Virgins」(2013年)は前作を凌ぐ傑作と絶賛された。2014年には再来日を果たしTAICOCLUBに出演、深夜のこだまの森で幽玄なアンビエントを響かせた。2016年、8枚目のフルアルバムとなる「Love Streams」を英4ADからリリース。親交の深いJóhann JóhannssonやBen Frostらも参加した今作で、アイスランドの聖歌隊のヴォーカルや加工された木管楽器などの生音とアブストラクトなエレクトロニックサウンドを融合、新境地のサウンドスケープを提示した。