ホップ・ステップ・スワンプ & ダブ!
ズブズブ過ぎるにもほどがある底なしダブの沼納会
2025年のカレンダー、その余白も少なくなる12月6日、沼日和到来のお知らせです。
もはや師走時の渋谷WWWβの風物詩、Compuma、Dr.Nishimura、AwanoによるB3BなDJ集団「悪魔の沼」のくんずほずれつなオールナイト沼納会。各種フェスや各地ヴェニューにて、絶景の沼景色を今年も作りあげた彼らが同地に帰還、今年はまさに言葉通りの「底」知れぬ沼の予感、ズブズブ具合に拍車をかける「DUB」会を繰り広げます。
まずは今回、特別沼人としてフライング・リズムスやリトルテンポ、昨今ではGEZANなども手がけるダブ・エンジニア、内田直之をPAに迎えてのアット・ザ・コントロール。つまりは一晩をそのままダブワイスする凄まじい試み。さらにはライヴにDDM(LOS APSON?総帥、山辺圭司が仕掛ける危険な妄想ダンス・コレクティヴ)からの刺客、MERMAIDが登場。自称ニュー・ルーツ・ダブ......が、どう聴いても密室ニヤけ系脱力電子ダブの名盤になってしまった『DUBMAID』をリリースした今年、ライヴにて沼入(ぬまいり)。悪魔の沼とMERMAID、名前だけならどこかメルヘンチックな響きすらある4者のサウンドを内田直之が会場まるごと、一晩まるごとダブ・ミックスというわけです。エコーで溶け合う、サイケデリックな朝までコースの決定です。さらに忘年沼浴びのお供には「悪魔の沼」発生時の見届け人でもある宮率いる『万珍包』がフードにて沼畔に出店。そしてもはや恒例、4人目の沼人としてのSNS写り込みでおなじみ、公然の秘密、永遠の沼の新メンバー候補、KAMOがオープニングの沼先案内人をつとめます。
ということで2025年を締めくくるサイケデリックな音沼体験へ、元気にホップ・ステップ・スワンプ、そしてダブ。
みなさまお誘いあわせの上、ふるって沼日和を堪能くださいませ!(沼村祐介)
flyer design : 鈴木聖

▼悪魔の沼
2008年結成。レジデントである沼クルーは、COMPUMA、Dr.NISHIMURA、AWANOの3人。 かつては東京・下北沢MOREの沼に生息。 活動は不定期ながら、それぞれが独自の視点でDJミックスして沼の可能性を模索していたが、2013年より新たな試みとして、3人によるバック・スリー・バックなDJスタイルで予測不能な更なるネクストな沼世界を探っている。電子音楽、ハウス、テクノ、ニューエイジ、ブレイクビーツ、インダストリアル、アシッド、エレクトロ、ディスコ、ワールド・ミュージック、、、こうした音楽達が、全くもって不可分のドロっとサイケデリックでレフトフィールド、ズブズブな世界を拡張しながら、幾分ダンスフロアにはスローなBPMを携えてゆっくりと進んでいく。悪魔の沼として、彼らはある意味で、何者でもない沼人となる。彼らは溶け合い、そのサウンドをつなぎ、ひたすら音を奏で続ける。これまでに多彩なDJやアーチスト達がゲストとしても独自の沼を演出してきた。結成10年を経て、RA(Resident Advisor)での特集記事、rural、FUJI & SUN、FRUE、森道市場、りんご音楽祭、EDEN、等の音楽フェスへの参加、全国各地での活動が活発化している。
湿っぽく泥の深い地の事を沼地と呼ぶ。沼には野生動物が生息し、しばしば多種多様な動物の繁殖地となる。
by Wikipedia
▼MERMAID
東京拠点のプロデューサー。音楽レーベル〈Beer & Records〉主宰。LOS APSON?が推し進めるムーブメント〈DDM(Dangerous Dance Music)〉の一員。
2010年にバンド〈ENERGISH GOLF〉を結成し、コンダクター兼KORG EA-1の奏者として多様なアクションを展開。2016年にCD「HEALTHY LIFE」、2017年に7-inch「KARATE」など複数のリリースを行う。国内外のイベントやフェスにも出演し、 2019年に活動休止。同年、KORG EMX-1を導入し、MERMAIDとしてソロでのライブや制作を始動させる。
2022年にCD「HI-TECK SQUAT RAVER!」、2023年に12-inch「溶解」、2025年にLP「DUBMAID」などをリリース。各種コンピレーションへの参加、リミックスの提供、DJとしては英国Noods RadioへMIXを寄せてもいる。
※新作『DUBMAID』は全編はこちらから : https://beerandrecords.bandcamp.com/album/dubmaid
▽万珍包
MANGOSTEEN HOKUTOのお食事処。
https://mangosteen.vc/mangosteen-hokuto/


