"心が震える黄金の声、音楽大国マリの至宝、サリフ・ケイタ来日公演"
マリが誇る歌手、サリフ・ケイタ。言わずと知れた、1990年代のワールドミュージック・ブームの火付け役となった大スターだ。アルビノ(先天性色素欠乏症)であること、マリの社会で伝統的に音楽を担うグリオの家系の生まれではないこと。様々な困難を乗り越えて、彼の声は磨かれ、スターとなり、成熟し、高みに登りつめたサリフ。今、彼に見えている景色とは?
マリの伝統楽器のンゴニ、ベースドラムとなる瓢箪のパーカッションのギタ、トーキング・ドラムのタマ、ジェンベ、ギター、アコースティックな編成での来日。
貴重なこの機会をどうぞお見逃しなく。
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『サリフ・ケイタ』
1949年、かつてのマリ帝国の首都カンガバの隣り、ジョリバの村に生まれる。1970年代から当時の代表的なバンド、レイル・バンド、アンバサドゥールで歌手として活躍。アビジャンを経て、パリへ。1987年のアルバム「ソロ」が世界的なヒットとなる。1989年より90年代は来日ツアーも何回か重ねている。現在はバマコに拠点を移し、若いミュージシャンの育成にも尽力している。2023年、久し振りに来日し、京都で公演したが東京では行われず、今回の東京公演は20年以上振りとなる。
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